japan-asset-management-logo

BLOG

【債券投資とは?】低金利下での余裕資金活用!
Column

そもそも何に投資すれば良いのか分からない…

こんにちは!Japan Asset Managementでございます。

今回は、「銀行にお金を預けているけれど低金利だし、もっと効率的に活用する方法はないかな?
投資はリスクの大きい商品が多いし、そもそも選び方が分からない」

そんな方のために、債券投資の魅力についてご紹介します。

 

そもそも債券とは?

債券とは、国や地方公共団体、企業などが投資家から資金の借り入れを行うために発行する有価証券のことを言います。
債券を購入した投資家は、一般的に、利払日に利子を受け取ることが出来ます。

 ■債券の発行条件

債券は以下のような事項をあらかじめ決定の上、発行されます。

 

「額面金額」  :額面金額とは、一般的には債券の最低申込単位のことで、債券によって異なる

「表面利率」  :債券の額面金額に対して毎年支払われる利息の割合のことで、クーポンレートとも言う

「発行価格」  :新規に発行する際の価格のことで、額面金額100円当たりで表示される

例)「額面金額10万円」で「額面金額100円当たり発行価格が100.25円」の債券を
購入するときに必要なお金は、100,000円÷100円×100.25円=100,250円

「償還日」   :債券保有者に対して額面金額が払い戻される満期日のこと

「利払日」   :債券の利息が支払われる日のことで、利息支払期日とも言う

「その他条項」 :年限(期限)

「債券の種類」 :発行体と通貨の二点で分類することが出来る

・発行体については、民間企業が発行する民間債と、国家や地方公共団体が発行する公共債に分類
・通貨については、円以外が用いられる外貨建て債券と、円が用いられる円建て債券に分類


※外貨建て債券には、世界銀行をはじめとした国際機関が発行する国際機関債も存在します。

債券投資のメリット・デメリット

ここでは、債券投資のもつ魅力と抱えるリスクについて見ていきましょう。

メリット

☑️安全性が比較的高い

債券の発行体が、財政悪化や倒産等で債務不履行を起こさない限り、利子と償還金は原則受け取ることが出来ます。

☑️安定して利益を獲得できる

固定金利のものであれば、利率はあらかじめ決められているため安定して利益を得ることが出来ます。

☑️銀行預金に比べて高いリターン

参考:3大メガバンク(*1)の定期預金(10年)の金利が0.002%、米国国債(10年)の利回りが2021年8月30日時点で1.300%。債券は単価の変動次第では、満期以前に換金して売却益を狙うことも出来ます。

 


(*1) 巨大な収益規模や資産を有する銀行・銀行グループであり、日本では「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」とされる。

 

デメリット

☑️流動性リスク

市場での取引が不活発な債券は、売却判断を下してもすぐに換金することが困難な場合があります。

☑️信用リスク

発行体の財政状態が悪化すると、債務不履行や、利子や償還金が受け取れない可能性が発生し元本を棄損する可能性があります。

☑️価格変動リスク

一般的に、市場金利が上昇すると債券価格は下落し、市場金利が低下すると債券価格は上昇します。途中売却する際、債券価格の下落によって得られる金額が額面金額よりも少なくなる場合があります。

 

 ■各国の金利水準の比較

ここで、各国の金利がどのくらいなのか、10年国債利回り(2021年8月30日時点)で確認してみましょう。


(出所:bloombergのデータを元に当社作成。1980年8月1日より2021年8月30日現在までのデータを参照。)

 

メキシコ(7.185%※)ブラジル(10.213%※)などの新興国の金利は高くなっていますが、これは新興国の信用リスクが大きいのに伴い、見返りとしてのリターンも高くなっているのです。
言い換えれば先進国と比べて、債務不履行の可能性が高いために、高い金利を支払うことになっているのです。

一方先進国では、欧州では金利がマイナス圏にあり、英国(0.577%※)日本(0.017%※)はプラスではありますが、やはり低い金利水準の国が多いのが現状です。
そのような中で、米国の国の格付けを加味して各国と比較すると現在の米国金利(1.300%※)は高いと言えるのではないでしょうか?

※2021年8月30日時点の金利データ

 

 

しかしながら米国金利にフォーカスすると、その長期金利は過去40年間に渡って下落傾向にあります。


(出所:bloombergのデータを元に当社作成。1980年8月1日より2021年8月30日現在までのデータを参照。)

 

これは情報のオープン化で正当な価格が求められるようになったり、生産拠点の移転や機械化で製品の製造コストが低下したりして、物価上昇が抑制されているのが最大の要因であると考えられます。

現在世界中で金利低下が加速しています。
この傾向が上記の要因に基づくものであるとすると今後も続く可能性が高いと思われます。

 

どういう債券に投資すれば良い?

ここまでの内容を踏まえて、結局どういった債券へ投資すれば良いのでしょうか。

 ■ずばりおすすめは、「ドル建て債券」

理由としては上述した通り、先進国の中においては金利が比較的高水準であり、信用リスクの面からみても安全性が高いといえるからです。
ただ、ドル建て債券は購入価格がドルで決まるため、為替変動リスクが伴うことには注意が必要です。

戦略としては格付(信用度)が高く、また価格が金利の影響を受けやすい債券を中心に投資を行うことで、安定的な利子収入を確保しながら金利の低下に伴って価格上昇分の利益を狙うことも出来ます。
コロナ渦で依然として世界経済の先行きや投資への懸念材料が多い現在ですが、今回はその中で安定したリターンを期待できる債券投資について、その魅力をお伝えしました。

もし少しでも気になった方がいらっしゃれば、是非お気軽にご相談ください。