japan-asset-management-logo

BLOG

お客様の声:退職金の運用とは?弊社の3つの実際の運用事例をご紹介
Column

皆様こんにちは。 株式会社 Japan Asset Managementです!
今回は、前回に引き続き、弊社をご利用いただいているお客様3名の実際の例をご紹介していきたいと思います。
前回は債券に関連した事例でしたが、今回ご紹介するお客様はいずれも、退職金による運用を弊社からご提案させていただいた事例となっています。

[目次]
・お客様事例①:そもそもいくら運用したらいいの?
・お客様事例②:退職金の受け取り方ってどうしたらいいの?
・お客様事例③:安定した運用をするには?
・最後に


お客様事例①:そもそもいくら運用したらいいの?

プロフィール
60代前半・男性
ご職業:会社勤めの後、退職済み
家族構成:奥様、お子様2人
保有資産:5,000万円
年収:なし

お悩み
・受け取った退職金を何かで運用したい
・今まで運用経験があまりなく、運用に抵抗がある
・まとまった資金があるが、いくらから運用を始めればいいのかわからない
・将来どれくらい資産が足りなくなるのかわからない

こちらのお客様は、すでにご退職金を受け取られており、老後の資産形成のため何かに運用したいとお考えの方でした。しかし老後の生活にあたり、今ある資産のうちどれくらいの金額を運用するべきなのかがわからず、なかなか運用を始めるところまで踏み切れていませんでした。 今まで本格的に資産運用というものに触れておらず、経験のある運用は「つみたてNISA」、会社の「確定拠出年金」のみで、株の購入や余剰資金から投資信託をするなどの経験がなく、まとまったお金を一度に運用に回すことには抵抗があり、どれくらいを運用に回す必要があるのかがわからないというお悩みをお持ちでした。

こちらの事例では、お客様個人の“キャッシュフローシミュレーション”をお作りしました。 こちらは、今後想定される収入・支出や今お持ちの金融資産を元に、お客様の資産が今後どうなっていくかをシミュレーションしたもので、何も運用しなかった場合と運用した場合の数字を比較できます。 ご資産が何歳くらいまで持つのか、何歳時点でまとまったご資金が必要になるかがわかるため、どれくらいのご資金での運用をしていくかを考える一つの目安になります。


実際にシミュレーションをお作りすると、90歳時点で資産が足りなくなること、4000万円で運用を始めた場合は資産寿命を97歳まで伸ばすことができるとの結果が出ました。また、過度にリスクをとる必要がないことも分かり、3000万円を債券でリスクを抑え安定的な利金収入を得て頂き、残りをJAM WRAPという投資一任サービスにより、相場に合わせて安定的に複利運用をしていくというご提案に至りました。お客様には、非常にご納得頂いてご運用を始めて頂くことができました。


お客様事例②:退職金の受け取り方ってどうしたらいいの?

プロフィール
50代後半・男性
ご職業:会社員
ご家族構成:奥様、お子様1人
保有資産:3,000万円
ご年収:1,000万円

お悩み
・退職金をどう受け取るのがよいのかわからない
・受け取り方の違いによってどのような違いがあるかわからない
・住宅ローンもあるが、退職金で一括返済した方がいいのか

こちらのお客様は、退職を1年後に控えその受け取り方に悩まれている方でした。会社から受け取り方の選択肢は示されているが、税金やライフプランなどを考えた上で自分にとって一番いい受け取り方はどれなのか、というご相談を頂きました。 退職金の受け取り方は様々なパターンがあり、それによって控除が適用されたり、公的年金やその他の所得と合算で税金の計算があったりと、かなり複雑な仕組みになっています。

こちらのお客様には、各受け取り方による税金のシミュレーションを作成しました。こちらは、勤続年数や、今後の収入などをお伺いし、控除などを踏まえて弊社のシステムで概算が算出されます。 あくまでシミュレーションではありますが、どの受け取り方で、どれだけ税金が違ってくるのかということがわかります。どの受け取り方がベストなのかという判断の目安になります。


こちらのお客様の場合、一括で受け取った方がトータルでお支払頂く税金が少ないことがわかりました。また、一括で受け取った資金を運用に回すことで、投資元本が増え、支払った税金以上の運用益が得られるメリットもあります。住宅ローンの支払いについてのご相談も同時に頂いていたので、最終的に受け取る合計金額を増やすために、支払う金利以上の利回りで運用していくご提案をさせて頂きました。債券では毎年決まった利率での運用が可能であるため、具体的な商品の例としてご案内しました。

実際にお客様からは、「一括受け取りがいいね」「自分でいろんなパターンをシミュレーションするのは大変だったから、すごく助かったよ」とお言葉を頂きました。


お客様事例③:安定した運用をするには?

プロフィール
50代後半・男性
ご職業:会社役員
ご家族構成:お子様2人
保有資産:5,000万円
年収:1,500万円

お悩み
・今の運用ポートフォリオを見直したい
・給与所得がなくなるため、ポートフォリオのリスクを抑えたい
・運用パフォーマンスの変動が大きく、精神的負担が大きいのでどうにかしたい

こちらのお客様は、これまでご自身で運用を積極的にされていて、退職のタイミングで運用のポートフォリオを見直したいとご相談をいただきました。現状の運用ポートフォリオは個別の日本株や米国株の投資信託がほとんどでした。退職し給与所得が無くなった後に向け、徐々に変動が少なくリスクの低いものにしていきたいというご要望でした。

こちらのお客様には、今お持ちのポートフォリオの分析をさせて頂き、よりリスクを抑えたポートフォリオのご提案をさせていただきました。現在のポートフォリオが年間にどれだけ変動しているか、リスクに対してどれだけ効率よくリターンを出せているかを数値化することで、より自分のポートフォリオが自分の投資意向に合っているかを確かめることができます。

こちらのお客様はリスクを今の半分くらいにしたいということで、ご運用資産の一部に、できるだけ値動きの少ない「債券」を組み入れるご提案をさせていただきました。それにより、ポートフォリオの変動を抑え、より安定的に運用できるだけでなく、入ってきた利金を生活費に当てることもできるため、大変喜んでいただきました。

日本で運用というと株や投資信託での運用が一般的ですが、世の中には様々な金融商品があります。運用のポートフォリオはご年齢に応じて、徐々にリスクや変動幅の小さいものへとリバランスしていく必要があります。特にご退職後は収入の柱が一つ減り、なかなか運用でのリスクをとりづらくなるため、「ただお金を増やす運用」から、「お金を使いながら増やす運用」に変えていく必要があります。そのため、ご自身のライフプランに合ったポートフォリオの見直しは必須です。


最後に

今回は、退職金による資産運用をご提案させていただいたお客様の事例を3つご紹介致しました。 どの事例も退職金を活用するためのご提案ですが、それぞれのお客様の状況やご希望によって様々な運用方法があることがお分かりいただけたのではないかと思います。このような具体的な事例を知っていただくことで、少しでも実際の運用へのご興味をもっていただくきっかけになれば幸いです。

今回ご紹介した事例以外にも、弊社ではお客様のニーズに合わせた資産運用の仕方をご提案させていただいております。ご質問や疑問点のある方も、是非お気軽にご相談ください。

BLOG 一覧に戻る