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リスクと上手に向き合う投資の方法を考える
〜 株式投資の仕組みや金融資産を知る 〜
金融教育
高校
家庭科
リスク管理
開催概要
日 時  令和4年3月10日(金)
     3校時10:55~11:45
場 所  立命館慶祥高等学校 2階 被服室
生 徒  第2学年C組 40名
授業者  盛永 裕介
単元の目標
基本的な金融商品の特徴を理解し、生涯を見通したリスク管理をすることができる。
単元計画
1時間目
1. 株式を持つ理由について考える。
2. 投資とギャンブルの違いについて考える。
3. 株式投資のシミュレーションを行う。
2時間目
1. 投資が必要な理由について考える。
2. 金融資産を選択する基準について考える。
3. 様々な金融資産の特徴について知る。
4. 自分に適した資産配分のシミュレーションを行う。
5. 投資する上で注意すべきことを考える。
評価規準
知識・技能
思考・判断・表現
主体的に学習に取り組む態度
①基本的な金融商品の特徴を理解し、資産配分の仮説を立てることができる。
②投資する上での注意点や考えるべきポイントを理解できる。
①パフォーマンスの結果から、リスクを軽減する方法を表現できる。
②将来の目的に応じた金融資産を選択することができる。
①パフォーマンスの結果から、リスクを軽減する方法を表現しようとしている。
②将来の目的に応じた金融資産を選択しようとしている。
本時の学習

【本時の目標(全2時間中の第2時間目)】
・投資には様々な手法があることを理解する。
・投資のリスクを軽減させる方法を理解し、表現することができる。

【本時の展開】
導入:投資の目的を理解する段階

学習活動
教師の働きかけ・補足
学習活動の即した具体的な
評価規準(評価方法)
◯投資が必要な理由について考える。
◇投資が必要な理由を明確にし、本時の学習内容を明示する。
・投資が必要な理由について考える。
・インフレ対策(クイズ形式)
・老後2,000万円問題


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様々な金融資産の特徴を理解し、リスクを減らすにはどのように投資をすべきか考えよう!
本時の展開

展開:リスクを考慮した上で、将来の目的に応じた金融資産の選択をする段階。

学習活動
教師の働きかけ・補足
学習活動の即した具体的な
評価規準(評価方法)
◯金融資産を選択する基準について考える。








◯様々な金融資産の特徴について知る。





◯自分に適した資産配分のシミュレーション(金融資産ダービー)を行う。
◇将来、いつまでにいくら必要か考えさせる。 ・人生100年必要な金額の概算を掲示する。

◇様々な金融資産を掲示し、商品選択する基準を明示する。
・流動性
・安全性
・収益性

◇代表的な金融資産の特徴について説明する。
・株式
・債券
・不動産
・預貯金

◇リスクに抵触した上で、金融資産の配分を指示する。
・結果を考察
・リスクとリターンの関係性
・リスクを軽減させるには?
・分散投資

















☆思考・判断・表現
・将来の目的に応じた金融資産を選択することができる。(観察・発言・ワークシート)
本時の展開

まとめ:学習の成果を振り返り、投資をする上での注意点を理解する段階。

学習活動
教師の働きかけ・補足
学習活動の即した具体的な
評価規準(評価方法)
◯投資する上で注意すべきことを考える。




◯学習のまとめをする。
◇投資をするハードルは低くなっていることを示す一方、注意点を明示する。
・成人年齢引き下げ
・少額投資とNISA
・「美味しい話」は存在しない

◇どのようなことを考慮して投資すべきか、観点を掲示した上で考えさせ、全体で共有させる。
☆主体的に学習に取り組む態度
・パフォーマンスの結果から、リスクを軽減する方法を表現しようとしている。
・将来の目的に応じた金融資産を選択しようとしている(観察・発言・ワークシート)
ワークシートの記入例
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立命館慶祥高等学校
第2学年C組 担当 大久保先生
Q.
授業に至った経緯を教えてください
2022年4月から、新しい指導要領に基づいた高校家庭科の授業が始まり、その中で、高校生が金融教育の授業を受けることになります。教員自体が、金融についての知識が乏しく、どのように授業を行うか悩んでいたところ、本校家庭科教員のお知り合いである盛永様を紹介して頂きました。
Q.
授業内容の打ち合わせはどのように行われたのか教えてください
コロナ禍での打ち合わせのため、ZOOMで数回打ち合わせをしました。金融教育という大きなテーマを、限られた時間の中でどの点に重きを置いて授業を行って頂けるか相談しました。こちらからの要望を充分に講演内容に反映して頂き、大変満足度の高い内容となりました。本校生徒には、実際に資産運用している保護者が多くいて、その影響を受け、予備知識がある生徒が一定数います。彼らの講演中の反応や、その後の振り返りの内容を見ると、講演内容がこちら側の予想以上の結果となり、非常に感謝しております。
Q.
授業後の感想を教えてください
専門の方から直接話しを聞けたことは、生徒にとても良い刺激になっただけでなく、我々教員にとっても、生徒への教育方法を見直す良い機会となりました。資産の運用について怖いイメージを持っていましたが、「想像ではなく、安全な正しい知識として知り得た」ことが、一番の収穫でした。「何が不安な要素なのか?」「もっと詳しく勉強したい」という好奇心を沸かせ、今後の学びの活力となる貴重な時間を過ごしたと感じています。
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